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私irontail88が空冷VWを整備・改造等をした際の記録です。

間欠ワイパーの取付要領(5段階切替式&オートストップ機能なしタイプ用&廉価版)Switchingrelay

間欠ワイパーユニット ブラック ←5段階切替式ブラックタイプ

オートストップ機能なしタイプ用オートストップ機能なしタイプ用

廉価版廉価版

・間欠ワイパー(5段階切替式&オートストップ機能なしタイプ用&廉価版)の取付要領と注意事項及び配線図

特徴

ワイパースイッチはOFFのままで、間欠ワイパーのスイッチ操作のみで間欠動作可能。
間欠時間は5段階で、それぞれ凡そ2~3秒・5~6秒・7~8秒・16~18秒・24~26秒です。
(上記間欠時間は、ワイパーモーターの状態(速さ)や車両の発電具合(電圧)等によってある程度変わります。)
オートストップ機能なしタイプ用は、間欠時間を約4.5~7.5秒の間で微調整できます。
廉価版も間欠時間を約4.5~7.5秒の間で微調整できます。が、切替式と異なるのは1拓のみと言う事です。

間欠中に車両側ワイパースイッチを操作しても、何ら問題はありません。(Lo or Hiが優先される。)
メキビー等でウォッシャー連動でワイパーが動いても、問題はありません。(ウォッシャー連動動作が優先。)
オートストップ機能なしタイプ用も問題はありませんが、
停止位置以外で止めてしまうと次の動作開始時にそこからスタートします。
廉価版は、間欠時間が選択出来ないだけで、基本動作は切替式と同じです。

通常市販品では不可能?な、ボルテージドロップ使用車も取り付け可能です。(機器動作電源は12Vに限る。)
本体は軽量コンパクトで、両面テープ装着が可能。カラーもお好みで2種類選べます。
オートストップ機能なしタイプ用は、ブラックのみです。
廉価版もブラックのみです。(ダッシュに貼り付ける必要が無い為)

取り付けに関して

空冷VW用に作製した物で、12V車専用です。
ですが、ワイパーモーターにボルテージドロップを使用して、
6Vモーターのまま使用している車両にも取り付け可能です。
つまり、バッテリーは12Vでワイパーモーターは6V仕様のお車の事です。
ただ、間欠ワイパーユニットの動作電源が12Vの為、バッテリーも6Vのお車には取り付け出来ません。

それと、自動停止機能が正常に機能している車両にのみ取り付けが可能となります。(5段階切替式&廉価版)
つまり、ワイパースイッチをOFFにした瞬間にその場でワイパーが止まってしまう車両には、
残念ながら取り付け不可能です。
任意の場所でワイパースイッチをOFFにしても、
必ず最下部付近の自動停止位置に来てワイパーが止まる事が、取り付け可能の絶対条件です。

↑これに反して、初期モデルのようなオートストップ機能が無いタイプ用に、
オートストップ機能なしタイプ用を追加でラインナップしました。
それに伴い、オートストップ機能があるにも関わらず壊れてしまって、
オートストップが効かない車両にも取り付けは可能です。

廉価版は間欠時間が1拓のみなだけで、基本は切替式と同様です。

空冷VW以外にも使用は出来ますが、車両側配線等が不明な為にあまりおススメはしません。
他車種への装着をご検討の方は、以下↓の 補足 の欄をご覧になられたうえでご相談下さい。

取付はさほど難しくはないかと思いますが、
電気に詳しくない方はご遠慮いただくか、詳しい方orプロショップ等にご依頼願います。
間違った取り付け方をされた等で、故障・破損等されても当方では責任を取れません。
予めご了承下さい。

取付に必要な配線や接続端子やヒューズや両面テープ等々一切付属致しませんので、
取付する車両にあわせてご準備願います。その分商品価格を安く設定しておりますので。
特にオートストップ機能なしタイプ用は、別途電源スイッチが必ず必要になります。
廉価版も別途電源スイッチが必要です。お好みの物をご準備願います。

詳細

間欠時間は、約2~3秒・5~6秒・7~8秒・16~18秒・24~26秒の5段階式。
(取り付ける車両のワイパーモーターの状態や発電状況によって、間欠時間は若干変わります。)
セレクトスイッチが一番左の位置で電源オフ。
右に回すと電源が入ってインジケーターランプが点灯し、
1段目で約3秒、2段目で約6秒…となり、5段目迄あります。
商品の特性上、間欠時間を選択し直すとその都度間欠時間がリセットとなり、
1からリスタートとなり、ワイパーが動作します。
つまり、8秒の間欠待機中に6秒にしようとスイッチを1段左に切り替えると、
変えた瞬間ワイパーが動作して、そこから6秒の間欠スタートとなります。
その辺の動作は、動画にてご確認下さい。
※なお、電源を入れ始めの時は稀に2回動作する場合もあるようです。(モーター速度による)

オートストップ機能なしタイプ用は、間欠時間1択のみです。
その代わり、約4.5~7.5秒の間で微調整可能となっております。


廉価版もオートストップ機能なしタイプ用と同様で、間欠時間は1拓のみです。
こちらも同様に、約4.5~7.5秒の間で微調整可能です


ケースは、画像の通りブラックとアイボリーの2色が選べます。
(オートストップ機能なしタイプ用と、廉価版は、ブラックのみ)
(スイッチのノブとインジケーターランプのホルダーは黒のみです。)
黒っぽい車体か白っぽい車体か、又はお好みでお選び下さい。
本体寸法は、
概ね横65mm縦45mm奥行き45mm(オートストップ機能なしタイプ用と廉価版は25mm)とコンパクトで、
重量も約50~60gと非常に軽いので、 間欠ワイパーユニット 背面
取り付けは両面テープのみでOK!
設置場所に応じて、縦でも横でも水平置きでもOK。
(水平の場合は背面のネジの厚さを考慮した両面テープ推奨)
防水仕様ではないので、
いかなる取付方法でも水のかからない場所へ取付願います。
(雨漏れ水が配線を伝って本体に入らないように!)

オートストップ機能なしタイプ用と廉価版にあっては、
ダッシュに固定する必要は無いので、トランクルーム内等にタイラップ固定等でもOKです。

配線はたったの6本のみ。(廉価版も6本)
(オートストップ機能なしタイプ用は、4本のみ!)
車両側の配線を加工(カット)するのは1本のみ(5段階切替式&廉価版)で、
その他の配線はエレクトロタップ等でOK。
取付に必要なヒューズや平型端子等や配線、両面テープやスイッチ等は車両に応じてご準備願います。

気になる動作ですが、車両側スイッチを一切触らなくてOK。
車両側スイッチはOFFのままで、本機のスイッチ操作のみで間欠可能。
間欠中に車両側スイッチを操作しても何ら問題ありません。
その場合は、車両側スイッチ(Lo or Hi)が優先されます。
メキビー等でウォッシャー連動でワイパーが作動してもOK。
間欠のスイッチが入っているかどうかは、インジケーターランプの赤い点灯で一目瞭然。
オートストップ機能なしタイプ用&廉価版は、ユニット内にインジケーターランプがあるのみです。

極度にワイパーモーターが遅い車両の場合、
微妙に間欠のタイミングがずれておかしな動作になる可能性があります。
あくまでもごくごく普通にワイパーを使えている車両にお使い下さいm(__)m
オートストップ機能なしタイプ用は、ワイパー1回の動作時間を、約1秒弱から約4秒強迄微調整できます。
廉価版の動作は、切替式に準じます。

接続

間欠ワイパーユニット アイボリー←5段階切替式アイボリータイプ

赤線 DC12V+入力線(1A~2A程度のヒューズ推奨)
黒線 アース線
青線 モーターへ行く電源の出力線
緑線 オートストップ線へ割り込ませる線(2本)(緑線は5段階切替式&廉価版のみ)
白線 モーターへ行く電源の入力線

↑どのタイプも全て共通です。
ただし、オートストップ機能なしタイプ用は緑色の線がありません。

白線は、ボルテージドロップ使用車はボルテージドロップの出力側6vへ接続し、
通常12v車は赤線と同じ12v+へ接続する。

緑線(5段階切替式&廉価版)は、下記の線をカットして本機の緑線2本を割り込ませる。
なお、 2本の内どちらがどちらでも可。
(カットせずにスイッチかモーター側かどちらかの部分で配線を外し、
端子のみを上手く加工して割り込ませる方法でも可能。)
主にコラムスイッチのタイプ
(ワイパースイッチLoでワイパー作動時、自動停止位置でアース落ちし、
それ以外の位置で12v+が来る線 主に53)
主にダッシュスイッチのタイプ
(ワイパースイッチLoでワイパー作動時、自動停止位置で12V+が来て、尚且つ
それ以外の位置で+でも-でもなくなる線で、ワイパースイッチOFFでアース落ちする線 主に31b)
ちなみに、車両側既存のオートストップ線は、緑色の場合が多いです。

赤線は、ワイパーモーターorワイパースイッチの53a(54)へ。
(キーONで常に12V+が来ている線への接続なので、15でも可。)
(なお、ボルテージドロップ使用車はボルテージドロップの入力12V+側へ)
機器保護と万が一への備えの為、1A~2A程度のヒューズを入れる事を強くお勧めします。
オートストップ機能なしタイプ用は、15が間違いないでしょう。

青線は、ワイパースイッチLo時、常に12(6)V+の線(主に53又は54d)
(ただし、ワイパースイッチOFF時でワイパーが自動停止位置の時、アースへ導通する線)
オートストップ機能なしタイプ用は、間違い無くモーターのプラス線ですね。

白線は、赤線と同様にモーターorスイッチの53a(54)へ
(ボルテージドロップ使用車は、ボルテージドロップの出力側6V+線へ接続(54))

上記端子番号は年式等で変わる場合があるので、あくまでも目安です。
気になる方は、白線にも16A程度のヒューズを付けても良いかと思います。

オートストップ機能なしタイプ用をオートストップ機能が壊れてしまった車両に接続する場合は、
スイッチが壊れているのか?モーター内部が壊れているのか?はたまた配線がおかしいのか?
それらによって微妙に対処が変わってきます。
基本は、赤線黒線白線が通常通りで、青線の接続先がモーターorスイッチの53等の、
モーターを動かす為のメインの端子に接続します。
ですが、オートストップ機能の配線等が一部でも生きていれば、
ヒューズが切れたり配線が焼けてしまったりします。
ですのでおススメとしては、モーター及びスイッチへの配線を必要最低限に間引く方法です。
53等のメインの配線と、車両既存のスイッチの入力線である30や53aのみとし、
アースはモーターと間欠ワイパーユニットのみとし、(車両既存のスイッチのアースは接続しない)
オートストップ線等の不要な配線は接続しない方法です。
ちょうど下記の配線図の項目の、オートストップ機能なしタイプ用のような配線方法です。
オートストップ機能が効かないのであれば、この方法が不要なトラブルも回避出来て良いかと思います。

廉価版は間欠時間の切替が出来ないだけで、切替式の接続と同様です。

調整

調整はオートストップ機能なしタイプ用のみです。
ただし、廉価版の間欠時間の調整は、これの下のダイアルと同様です。
まず、上記の接続を済ませて頂き、動作が思った通りでないせよ、
ワイパーが間欠動作をする事を確認します。
次の調整時に待たされるのも嫌でしょうから、下のダイアルで間欠時間を最小にします。
次にユニット本体の蓋を外し、とりあえず停止位置が違う事は無視して、
ワイパーの動作サイクル1回の時間と合致するように下のダイアルで調整します。
左一杯で約1秒弱、右一杯で約4秒強です。
微調整が難しいでしょうが、調整出来たと思いましたら一度ユニットの電源を切り、
車両側スイッチを操作して、ワイパーを停止位置にて止めて下さい。
その後にユニットの電源を入れ、間欠動作後に綺麗に停止位置で止まれば調整完了。
通り過ぎてしまったり届かなかった場合は再度調整し直して下さい。
まあ気にされない方はそのまま使って頂いても差し障りはありません。
次に、ご希望の間欠時間に下のダイアルで調整して下さい。
左一杯で約4.5秒、右一杯で約7.5秒です。
あとはユニットの蓋をして、適切に固定等されて完了となります。
降雨状況・外気温等でワイパーの動作時間が微妙に変わるかと思います。
その都度調整されるのが理想ではありますが、それもなかなか面倒かと思います。
ですので、多少のズレはご愛嬌と言う事でお考え下さると助かります。

調整
廉価版調整方法

補足

内部構造は以下の感じです。
赤線が機器動作電源で、DC12V+が必須。
黒線は当然ながら機器アースです。
白線がワイパーを動かす為の電源入力線なので、
 6Vモーター使用時は6Vを入力させ、12Vの場合は機器電源と一緒のDC12VでOK
青線がワイパーを動かす為の出力線で、
 白線からの入力電源が、間欠時間に応じて間欠サイクルの最初の約1秒のみ導通します。
 (5段階切替式&廉価版のみ)
 この為、6Vモーター使用時は白線を6V電源に繋げます。
 オートストップ機能なしタイプ用は、微調整した秒数だけ通電します。
緑線がオートストップ線を一時的に無効にするための線で、(5段階切替式&廉価版のみ)
 白線に電源出力中は導通せず(オープン)、白線への電源出力が無くなると同時に導通(クローズ)し、
 ワイパーの自動停止を促します。
 ワイパースイッチがOFFの時にモーターへ+電源を接続しても、
 オートストップ機構のせいでショートするのでその対策です。

上記の構造をご理解いただき、対応できる車種であれば他車種への流用は可能です。
ただし、ライズアップ機構や雨滴感応式、更には多重通信車などには取り付け不可能です。

間欠ワイパーユニットの内部イメージ図(5段階切替式&廉価版のみ)
(オートストップ機能なしタイプ用は、緑線がありません)

間欠ワイパーユニット イメージ図

配線図

↓主に低年式等の、ダッシュにワイパースイッチが付いているタイプ(5段階切替式&廉価版)

コラムスイッチ配線図

↓主に高年式で、ハンドル根元にワイパースイッチが付いているタイプ(5段階切替式&廉価版)

ダッシュスイッチ配線図

↓オートストップ機能なしタイプ用

オートストップ機能なしタイプ用配線図


廉価版は間欠時間の選択が出来ないだけで、接続等は切替式と同様です。

年式や改造等で上記配線図通りではない場合もあるかと思います。
ですが、上記 接続 の項目で示した条件で配線を特定出来れば、さほど問題は無いかと思います。
ワイパーをLoで動かす為の線と、オートストップ線さえ特定出来れば出来たも同然です。
ショート等に充分気を付けて配線作業を行って下さい。
そして何度も言いますが、機器保護や無用なトラブル回避の為に、ヒューズを入れる事を強くお勧めします
また、配線作業時に車両のバッテリー端子を外しておく事もトラブル回避に有効です。
なお、本製品を取り付ける際または取り付けた事によるいかなる損害も、
当方では責任を取る事が出来ません事をご了承願います。

気になる?販売価格等は生産品のページでご確認下さいませ。

番外編

ちょっといいオハナシのページで軽~く説明した、いかにも純正か?って思っちゃう、
純正ワイパースイッチを使った間欠ワイパーの、接続方法についての説明です。
ただし、廉価版と対策ユニットを使う事が大前提です。
例外?として5段階切替式でも可能です。(ダイアルの一番左は使用不可になります。)
つまり、オートストップ機能なしタイプ用は完全に使用不可の方法です。ご了承下さいませ。

さて、前置きはこの辺にして、まずは配線図です。タイプによって2種類あります。

↓ダッシュスイッチタイプ

対策ユニット配線図ダッシュスイッチタイプ

↓コラムスイッチタイプ

対策ユニット配線図コラムスイッチタイプ

上記の配線図を見て仕組みをご理解頂けた方は素晴らしいです。
私の商品を買わずとも、ご自分でイチから作成できる事でしょう。
普通はこの配線図だけではチンプンカンプンでしょうし、
電気は嫌い(>_<)って言って、頭っから嫌っている方も多々いらっしゃる事でしょう。
そんな方にも判るように?ご説明差し上げます。

まず、ダッシュスイッチタイプです。
スイッチは必ず2段あるタイプに限ります。
初期モデルの1段のみのスイッチの場合は、必ず2段のタイプに変更して下さい。
このダッシュスイッチのタイプは、
スイッチOFFの時にオートストップ用の+電源をモーターに供給する配線53aが、
スイッチOFFの時にのみ通電する仕組みになっています。(30-53a間)
それと同時に、スイッチOFFの時にオートストップで停止する際の、
電気ブレーキの役目である31bの線がアース落ちするようになっています。(31-31b間)

しかし、間欠ワイパーをスイッチ1段目で作動させるとなると、
上記2点の項目が厄介な事になってきます。
1点目は純正ワイパースイッチへの接続で解決出来ます。
つまり、モーターへ行く53aの線を、純正ワイパースイッチの30へ繋げます。
これで、純正ワイパースイッチがOFFでなくとも、
オートストップ時のモーターへの電源供給が確保されます。

2点目は、31bの線がオートストップ位置に来てもアース落ちしない事です。
だからと言ってアース線に繋げてしまうと、ワイパー作動中にショートします。
そこで対策ユニットの出番です。
間欠ワイパーで動作中、間欠ワイパーユニットから電源が出力されている時以外、
アースに落ちるようになっています。
これにより、間欠で動作し次の動作を待っている間は、
ワイパーモーターの両端に見事にアースが繋がり、電気ブレーキがかかります。

これだけならいいのですが、今度は純正ワイパースイッチの2段目が問題です。
2段目、つまりワイパーモーターがLoで連続運転中の場合に弊害が出てきます。
はい、上記の31bの線です。
間欠ワイパーユニットがOFFの時にアース落ちすると言う事は、
Loで連続運転中にもアースに繋がっていると言う事で、ワイパーが停止位置に来ると確実にショートします。
マズイですねぇ~

なので、純正ワイパースイッチが2段目になった場合、上記の31bの線がアースに落ちるのをカットします。
連続運転しているんだから、電気ブレーキ必要ありませんしね。

ちなみに、純正ワイパースイッチが1段目の時に廉価版への電源供給をし、
間欠ワイパーユニットがONになるように接続します。
つまり、対策ユニットの青線へ入力があれば、同ユニットの赤線へ出力が出ます。
すると間欠ワイパーユニットの白線からの電源が、同ユニットの青線に出力されて、
ワイパーモーターを動かします。
その際に、間欠ワイパーユニットの白線への配線をボルテージドロップの出力線へ繋ぐと、
モーターへの供給線である青線へも6Vが出力されます。
(もちろん純正ワイパースイッチ30へも6Vが繋がっているはずです。)
ボルテージドロップ不使用であれば、間欠ワイパーユニットの白線は対策ユニットの黄線に繋ぎます。

ワイパーユニットの動作電源は必ず12Vなので、対策ユニットの黄色線をIG+12Vへ接続します。
(ちなみに対策ユニットの動作電源は、6V~12Vです。)

対策ユニットの白線は、純正ワイパースイッチ2段目の出力である53bへ繋いだ、
対策ユニットの紫線からの電気が繋がります。
ちなみに間欠ワイパーユニットの青線にも逆流しますが、
同ユニット内でダイオードがある為に心配ありません。

間欠ワイパーユニットや対策ユニット、それぞれから緑線が2本ずつ出ていますが、
それぞれどちらでも構いません。極性なしです。

これで、純正ワイパースイッチ1段目で間欠、2段目でLoと言う動作が出来ます。
残念ながら純正ワイパースイッチに3段目が無い為、Hi動作は不可です。
その為 、モーターの53bへは何も接続しません。絶縁処理をお忘れなく。

お次はコラムスイッチタイプです。
こちらはダッシュスイッチタイプと違い、少々ややこしいです。

基本的な電気の流れはダッシュスイッチタイプとほとんど同じです。
ですが、31b(53e)の配線が違うんです。(厳密に言うと、純正ワイパースイッチ周りの配線も違うんですが。)

モーター内部のカムの動作で、オートストップ位置に来ると電気接点が作動する。
これはどちらのタイプも一緒なのですが、その要の配線である31bが、
ダッシュスイッチタイプはアースに落ちるだけなのに対し、
コラムスイッチタイプは停止位置以外だとプラス、停止位置に来るとマイナスになると言う
悩ましい接続方法になっているんです。

それによって、この31b(53e)への配線、つまり緑色の配線の仕方が変わってきます。

間欠ワイパーユニットからの出力線である青線をモーター53へ繋ぎ、
スイッチ53からの線をモーターへは繋がずに、間欠ワイパーユニットの赤線に繋ぎます。
これにより、スイッチ1段目で間欠ワイパーユニットONになります。
これはこれで良いのですが、当間欠ワイパーユニットは、最初の1秒程度しか通電しません。
あとの電気は純正の配線に頼っています。(自動停止も。)
ですが、スイッチは1段目なのでオートストップ機能は動作しません。
当たり前ですね。

しかも、モーターとスイッチ間の53の線をカットして別の配線を繋いでいる為、
またまたややこしい事になってきます。
つまり、間欠ワイパーユニットからの通電が切れた瞬間、モーターは停止してしまいます。
本来ならば、53dから内部カムを通って53eにプラスの電気が来て、
スイッチの53を通ってモーターへと流れていきます。
でもそれを絶ってしまっているので、対策ユニットで補います!

53eへ繋いだ対策ユニットの緑線がそのまま間欠ワイパーユニットの緑線に繋がり、
その先がモーターの53へと繋がり、モーター内部カムの働きでプラスが来ている53eから電気を貰います。
これにより、間欠ワイパーユニットからの電気が途絶えた後も、モーターは回り続けます。
でも自動停止位置に来ると、53eの線はマイナスになる為、電気ブレーキが働いてモーターは停止します。
次に間欠ワイパーユニットが動作する時、同ユニット内部で緑線はオープンになるのでショートはしません。

実はここでまた問題がありまして、間欠で動作中に純正ワイパースイッチをOFFにした場合です。
ワイパーが停止位置以外の場合は緑線にプラスが来ます。
その緑線が、純正ワイパースイッチOFFの時に53に繋がるんです。
その先は間欠ワイパーユニットの電源入力線になる為、エンドレスで間欠動作しちゃいます。
マズイですよね。

と言う事で三又の配線の登場です。
白線が1本と緑線が2本、これらを53eの配線に割り込ませます。
内部のダイオードの働きにより、モーターから対策ユニットへは通電しますが、(逆も)
モーターからスイッチへは通電しません。
これによって、間欠もするし自動停止もするし、途中でスイッチOFFにしてもOKです。

ただし、ダッシュスイッチタイプ同様、2段目(Lo)動作の時にまた弊害が出てきます。
53eは自動停止位置に来ると必ずアースに落ちます。
連続運転をしていると、定期的にアースに落ちます。
(純正ノーマルの配線だと、53eはOFF時以外何処にも繋がらないんです。)
なのに緑線がプラスに繋がっていると、絶対ショートします。
(間欠ワイパーユニットがOFFの時は緑線同士は導通の為。)
と言う事で、対策ユニット内で、53bである紫線に入力があると、
緑線をオープンにしてショートを防止します。

コラムスイッチタイプもダッシュスイッチタイプ同様、Hi動作は不可です。
なので、モーターの53bへは何も繋ぎません。絶縁処理をお忘れなく。
ただし、同じ53bのスイッチ側は対策ユニット紫線へ接続します。

これで、1段目は間欠、2段目はLo動作が出来ます。

以上、各タイプの接続方法と言うか仕組みを説明致しましたが、
廉価版では無くて5段階切替式の場合はどうなのよ?そう思っている方もいらっしゃる、かな???

実は配線方法は全く同じです。注意事項が一つ増えるだけです。
5段階切替式の場合は切替スイッチが電源スイッチも兼ねております。
ダイアルが一番左の位置はOFFとなっております。
純正ワイパースイッチを使うと言う事は、スイッチはあくまでも純正ワイパースイッチに任せますよね?
なので、一番左のOFF位置は使用しません
使用したところで、いくら純正ワイパースイッチを動かしてもワイパーは動いてくれません。
Lo動作はしますが、間欠は一切動いてくれません。
それだけが注意事項ですかね。

最後まで読んで頂いたアナタへ、以下は特別なオマケ情報です
廉価版を使用の場合は、配線のしやすいダッシュ裏等で行ない、そのままその近辺に固定でしょうね。
(だから、ケースの色の選択はありません。ブラック一択です。)
微妙な間欠時間の調整を後ででもし易い位置に、両面テープ等で固定して下さい。
そうする事によって、ダッシュの雰囲気を一切損ねる事無く間欠化出来ます。

では5段階切替式を使っての純正ワイパースイッチ使用の場合は?と言うと…
ダッシュの雰囲気を損ないたくない場合は、ダッシュと言うか足元と言うか、
ヒューズボックス付近の鉄板に上向きに固定して、手探りで切替のダイアルを操作するようにして下さい。
または、5段階切替式の良さが損なわれてしまいますが、
よく使う間欠時間の位置で動かさないようにして、ダッシュ裏に固定でも良いでしょう。
ちょっと電気に強い方であれば、ダイアルスイッチのみをユニットから外して配線を延長させ、
外したスイッチをダッシュの目立たない所に設置しても良いでしょう。
けっこう細かい配線ですので、よほど自信のある方で無いと厳しいかもしれませんが…
見た目よりも機能優先と言う方は、
操作がしやすくインジケーターランプの確認もしやすい位置に設置して下さい。

最後のコレが結構レア?情報です
実は、高年式(メキを除く)のコラムスイッチは、
オプションで間欠を付けられるようになっているんです。
レバー付近にストッパーがあるので、それをCUTすれば間欠位置が登場します。
ただ、その位置に対応する接点の金具が付いていない為、自作や他スイッチからの流用が必要です。
でももしそれが上手くいくのであれば、
対策ユニット等が要らない純正風な間欠ワイパーが出来上がるかもしれませんね♪
その際の加工方法や配線方法は、各自でお考え下さい(^^;

あ、一応ココにもオーバルでの純正スイッチを使用した動作風景動画のリンクを貼っておきますね

irontail88 ♂

秋田県秋田市 Birth1974.2.22

自動車整備士
空冷暦は軽~く25年OVER
酒飲み部隊所属
LET'SPLAYVWsvol29にエッセイで登場(STREET VWsでもちょっとだけ…)
今現在の愛車ですが、'88メキビーでアイロンテールに変更している事からirontail88と言うHNになりました。
(注:'88でアイロンテールは正式には存在致しません。バケアイロンです。)
ヤフオクirontail88で細々と出品中