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私irontail88が空冷VWを整備・改造等をした際の記録です。

リアディスクブレーキ化REARDISCBRAKES

フロントをディスクブレーキにしているT-1はよく見かけますが、リアもディスク化をしている車両はなかなか少ないハズ!?
自分もやってみたいけどイマイチ難しそうだとか、どんなものか見てみたいという方、ご参考にどうぞ!
(2005年3月~2006年11月頃の内容の再編集記事です)


リアディスクブレーキキットの装着

下準備

まずはレイアウトの確認です。
こんな感じで付きますが、
ブレーキチューブは純正ではやはり届かなそうです。


作業スタート

ではまずジャッキアップをしてタイヤを外しましょう。
ヘルパーがあると便利ですね。
ちなみに良い子はキチンとリジットラック(ウマ)で固定しましょう。


センターのナットを外して

センターナットを外します。
ご覧のような工具があるととても簡単・確実に作業できます。


サイドワイヤーを外して

今のうちこちら側からサイドブレーキのワイヤーを外しておきましょう。
実はローダウン作業時もこの方がだんぜんラクなんですよ!


ドラムを外す

ドラムを外します。
ドラムさん、長い間お疲れ様でした~


ブレーキホースをつまんで、パイプを切り離す

ブレーキチューブを切り離す場合は、
フルードが垂れてこないようにこういう工具でホースをつまんでおきます。


バックプレートを外します

センターのハブシール部を取り外してバックプレートを取り外します。
サイドブレーキケーブルも一緒に引き抜きます。


キット内容(片側分)

私が購入したキット内容です(片側分)。
お金持ちじゃあないので、安いほうです(汗)


パイプは別で用意します

ブレーキチューブは別に用意します。
キットには入ってこないものでして…
ちなみに長さは42cmでぎりぎりでした。


ブラケットを付けます

さてここからが組み付けです。
まずはキャリパーのブラケットから組み付けます。


できればシーリングをしましょう

でもオイル漏れは勘弁なので、
ガスケットにキチンと液状シーラントを塗ってから取り付けましょう。


ローターを付けます

ブラケットが付いたらディスクローターを取り付けます。
新品って綺麗でいいですね♪


スペーサーを入れて

私のはロングアクスルタイプなので、
シャフトにスペーサーが入ります。


センターナットを締め付けます

そして規程トルクでナットを締め付けます。
ここでもこの工具が役に立ってくれます。


割りピンを忘れずに

もちろん緩み止めの割りピンを忘れてはいけません。


サイドワイヤーはグリスアップしておきます

新品のサイドブレーキケーブルですが、
グリスが全然塗られていないので自分で塗ります。
(輸入品はこういうのがほとんどです)


こんな感じで付きます(仮組み)

キチンとグリスアップしたらキャリパーに取り付けます。
簡単でしょ?


キャリパーマウンティングを付けます

最初につけたブラケットにキャリパーマウンティングを取り付けます。


ローターとの隙間に注意

ローターとの隙間に要注意です!
ここで擦れたらアウトですので、
きっちりと中心に来るか確認しましょう。


ロックタイトを塗りましょう

本来ならばウェーブワッシャー等で緩み止めを施されているはずですが、
このキットではそれは無かったのでアドヘシブで緩み止めをします。


パッドグリースも塗りましょう

ディスクパッドの当たる部分には、
薄~く専用のグリースを塗っておきましょう。
不要な鳴きを防止出来ます。


ブレーキパイプはこの工具で曲げます

新品のブレーキチューブはこういう工具で曲げます。


こんな感じ

こんな感じにね。
ついつい曲げすぎたりしそうになりますが…


で、こうなります(現物あわせです)

で、こんなカタチになります。
あくまでも現物合わせでね。


こんな感じで付きます(キャリパーが逆ですが…)

ディスクパッドをセットしていよいよディスクキャリパーを取り付けます。
しばらくしてから気付いたのですが、ディスクキャリパー左右逆でした。(汗)


エア抜きをして(しつこいですが逆です)

ディスクキャリパーが逆なのは置いといて、(汗)
ブレーキフルードのエア抜きをします。


ワイヤーをセットします

そしてサイドブレーキケーブルをセットして、
長さを調整します。
ん???


なぜか長くて飛び出しています

前の画像でお気付きだったかな?
そう!ワイヤーが長すぎるんです。
輸入販売元に聞いてもどうにもなりませんでした。


完成!!

多少問題はあるものの、これにて完成。
この向きが正常なキャリパーの向きです。
お恥ずかしい


剥けてる…

術後そうは時間が経っていない頃にふと覗いたらこんな事になっていた。
恐ろしいほどのパーツクォリティーだね…
(サイドブレーキケーブルのビニールコーティングが、
割れて剥き出しになっていた)


少々問題ありきのリアディスク化でしたが、もちろんこのままで終わるわけがありません。
ワイヤーの長さは近いうちに対策を講じる予定。
剥けてしまったワイヤーはスペアを準備しているので近いうちに交換予定。

肝心のブレーキフィーリングは、劇的に変わったという事は私は感じませんでした。
でも制動時に前つんのめりになりにくくなったと言うか…
まあ、日常のブレーキングではまずそういうブレーキングはしないですね(汗)
雪道も走行しましたが、リアだけ効きすぎることも無くとてもいい感じでしたよ。


大容量マスターシリンダーの装着

警告!
4輪ディスクブレーキにした場合はマスターシリンダーの容量不足が生じます
ですので大容量のマスターシリンダーに交換する必要があります
それは下記↓をご参照下さい。
(でもコレも問題だらけで、写真撮影どころではありませんでした)


キット内容

今回購入したキットがこれ。
ユニバーサルタイプかな?


フルード抜きます

今回はフルードが漏れないようになんて言ってられないので、
全てを抜き取ります。


後ろも抜きます

前後この様にしてペダルを踏んで抜くとだいぶ楽でしょう。
作業時にいつまでもダラダラとたれてくるのは頭にきますからね。


取り替え前

取り替える前の純正マスターシリンダーです。


室内側

配管と配線を外してしまえば、あとはこの室内からのボルト2本で外れます。
(場合によってはブレーキのプッシュロッドも外す必要アリ)


新旧比較

そして、外した物とこれから付けようとする物を並べて比べてみた。


イキナリ完成

イキナリですが、配管をしてボルトを締めて配線をして完成です。
もちろんエア抜きも忘れずに!


一週間後

そして錆びているのは1週間後の確認時のものだからです。
漏れ等は無いでしょ?


難解なパズル!?

このレイアウトをご覧下さい。
かなり悩みました&頭に来ましたよ!
超難解なパズルってカンジ。


スペーサー付けられなくって…

長さを合わせる為のスペーサーが付属していたのですが、
そんな物付けるスペースなんて何処にもありませんでした。
(かなり苦労した痕跡が見えます?)


部品が足りませんでした

配管の出口の向きやスイッチの関係で、部品が足りないことが判明。
急遽ドナーカーから拝借致しました。


Tフィッティング

それがこのTの字のフィッティングです。
そして渦巻きにされている短いブレーキチューブ。
もう二度とやりたくない作業の第一候補ですよ…


スペーサーがあってはじめて同じ長さになる設計の品らしく、
それを付けられなかったからプッシュロッドの長さがあわなくなりました。
また、配管を取り付ける穴はあるのにフレームに干渉して配管が出来ない箇所があるので、
スイッチが取り付けられずに困りました。
スイッチは1個でもブレーキランプは光るので構わないのですが、
液漏れをした場合の警告灯が点灯しなくなる為に、がんばって考えた結果があのTの字のフィッティングです。
ちなみにコレを装着してから車検は持ち込みで何度か通しましたが、全然問題なく通りましたよ!

まあ一応全てご参考までに…

その後の微調整や修正等

気になっていたワイヤーの長さを調節しました!

特別注文のカラー

今回準備したのがコレ!
特注で延長用のカラーを作ってもらいました。


長い部分をカット

で、長めに作ってもらったので、
車両に合わせてカットします。


取り付けイメージ

イメージとしてはこんなカンジ。
ワイヤーのガイド部分のみを長くします。


見事に延長

装着するとこうなります。
見事に延長されましたでしょ?


熱収縮チューブ

更に前回の剥き出し事件を踏まえて準備したのがコレ。
熱収縮チューブです。


被せます

こんなふうに被せて…


熱によって縮むんです

ドライヤーや火あぶり(火災注意)等で熱を加えると、
キューって縮むんです。
面白いでしょ?


見事に一体化

そしてこれで完成。
見事に一体化したでしょ?
これなら延長したとは言われなきゃ解りません。


スミチューブ

アップ画像をどうぞ。
気になる熱収縮チューブは、スミトモのスミチューブっちゅう名前でした。


比較画像

ここで比較画像です。
右が延長なしで左が延長したもの。
こんなに違うんですよ~


ようやく念願の長さに

ようやく念願の普通の長さのワイヤーになりました~。
おかげで2ノッチで効く様になりました!


当たり前の光景

もうワイヤーは飛び出しませんよ!
ってこれが当たり前なんだけど…


ショックに擦りそうなワイヤー

これは今までの状態。
ワイヤー延長したのでだいぶいいのですが、
まだショックに擦りそうな嫌な感じでした。
(ワイヤー延長前の状態はキット装着時の画像参照)


ワイヤー固定

そしてこれが改善後。
ブラケットをアルミで追加して、某国産からバンドを拝借して固定しました。
これでショックに干渉する事も無いでしょう♪


肝心の今回の主役である 延長用カラー は、Kohey Machine R&Dさんで作ってもらいました!
自分のも似たような悩みがあると言う方はご相談されてみてはいかがでしょうか?

irontail88 ♂

秋田県秋田市 Birth1974.2.22

自動車整備士
空冷暦は軽~く20年OVER
酒飲み部隊所属
LET'SPLAYVWsvol29にエッセイで登場(STREET VWsでもちょっとだけ…)
今現在の愛車ですが、'88メキビーでアイロンテールに変更している事からirontail88と言うHNになりました。
(注:'88でアイロンテールは正式には存在致しません。バケアイロンです。)
ヤフオクirontail88で細々と出品中