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私irontail88が空冷VWを整備・改造等をした際の記録です。

残照装置の注意事項等AFTERGLOW

残照装置の設置の仕方及び注意事項(新組込み済みバージョン)

残照装置組込み済みLED球説明

残照装置組込み済みLED球の装着方法の説明ですが、さほど難しい事はありません。ご安心を!
まず、通常電球を取り外して残照装置組込み済みLED球をセットします。この時向きに注意です。
(基板に赤い色が付いている方がプラスで、尚且つスイッチと反対の方がプラスですのでそちらに合わせます。)
若干通常電球よりは長めになっておりますので、少々セットし辛いかもしれませんが、光る向きも考慮しつつセットして下さい。
次にスイッチ側の端子の配線ですが、2本あるうちのどちらかが常時アースでもう片方がドアコンタクトスイッチに繋がっているはずです。
通常アース線は茶色い線のハズですが、不明や不安な場合はテスターでご確認下さい。(ドアを開けて調べるのはNG)
又は、車両前方にプラス線とドアコンタクトスイッチ線の2本が向かっているはずですので、それ以外の残り1本がアースのハズです。
(アース線はルームランプ本体付近の天井にビス留めされているハズです。)
そのアース線と同じ端子に、残照装置組込み済みLED球から出ている黒線を接続します。
接続は以上です。アース線等の判別がすぐに分かればあっと言う間に装着完了です。
車両にランプ本体をセットする前に動作チェック及び残照時間の調整をお忘れなく!
まず、スイッチが中立でOFFなのはお分かりかと思います。上にした場合と下にした場合、配線の仕方でどちらも有り得るのですが、
常時アース線にスイッチの端子が繋がる方がランプ常時ONです。残照は作動しません。常時ONですからね。
その反対側にスイッチを向けた場合が、ドアに連動する側です。ドアを開けた後に閉めると残照スタートです。
残照装置の基板に四角い青色の部品があって、黄色い丸いダイアルが見えると思いますが、それを回して調整します。
右いっぱいに回して約90秒で、左いっぱいだと全く点灯しなくなるので注意が必要です。
概ね20~30秒位が実用的ですかね?
以上、動作チェックと残照時間の調整が完了しましたら、ランプ本体を車両にセットして終了です。
なお、車両側ほぼ無加工に拘った弊害が一つだけあります。
常時ONからOFFにしても残照が働きます。もちろん時間が来れば自動で消灯はします。
誤作動ではありませんのでご了承下さい


残照装置の配線の仕方及び注意事項(旧バージョン)

残照装置基本説明 残照装置ルームランプ説明

詳しい車種別の接続方法

T-1及びカルマンギア(LED球と一体タイプ・旧バージョン)

1 まずショート等を防ぐ為にバッテリーマイナス端子を外します。
2 そしてルームランプ本体を車両から取り外します。
3 ランプへ繋がっている配線3本と電球を取り外します
4 LEDルーム球とセットになった残照装置をランプホルダーにセットします。(バネは少々固い場合があります。)
  (また、セットする向きは画像のようにスイッチ側とは反対側に黄色いダイアルが来る向きです。)
5 残照装置から出ている赤線をスイッチの上側の端子へ接続します。
6 残照装置から出ている短い黒線をスイッチの下側へ接続します。
7 ランプのスイッチ側と反対側の端子へ繋がっていた常時+の線(多分赤い線)を、
  先ほど残照装置の赤線を繋いだスイッチの上側の端子へ接続します。
8 ルームランプ近辺のボディーにビス止めされているアース線を、スイッチ側とは反対側の端子へ接続します。
9 車両から出ている最後の線(ドアコンタクトスイッチへ繋がっている線)を、残照装置の長い黒線と接続します。
10 各接続端子等の絶縁をチェックして、OKならばランプ本体を車両に取り付ける。
11 バッテリーのマイナス端子を元に戻す。
12 スイッチの各位置での動作を確認する。(中立がOFFで、どちらかが常時ONとDOOR連動。)
13 異常が無ければこれで取替作業は終了。お疲れ様でした。

※ もしも残照時間を変更したかったら、ランプ本体を取り外して黄色いダイアルを回す。
(右いっぱいで約90秒で、左いっぱいだと全く点灯しなくなるので注意!)
お届けする商品は、おおよそ30秒にセットしてあります。
※ 端子の形状はランプ本体によって違う場合があるので、
セット内容で足りない・違う種類が必要な場合は各自ご用意下さいませ。
(小さな平型端子は差し込む際キツイ場合があります。)
※ 絶縁は付属の熱収縮チューブを使って的確に行って下さい。
チューブですので、配線を差し込む前に通しておきましょう。
※ 熱収縮チューブは、ドライヤーなどの熱で縮む絶縁用のアイテムです。


T-3及びコンバチ(LED球と別体タイプ)

1 まずショート等を防ぐ為にバッテリーマイナス端子を外します。
2 そしてルームランプ本体を車両から取り外します。
3 ランプへ繋がっている配線3本と電球を取り外します。
4 LEDルーム球をランプホルダーにセットします。(バネは少々固い場合があります。)
  (また、セットする向きはスイッチ側が+・反対側が-です。)
5 ランプのスイッチ側とは反対側の端子へ繋がっていた常時+の線(多分赤い線)を、
スイッチの片一方の端子へ接続します。
6 ルームランプ本体のスイッチに接続されていたアース線(テスター等で確認)を、
スイッチ側とは反対側の端子へ接続します。
7 車両から出ているドアコンタクトスイッチへ繋がっている線を、
スイッチのもう一方の端子(5で接続した+線のもう一方の端子)へ接続する。
8 ドアコンタクトスイッチからルームランプへ行く配線を、カットしやすい位置でカットする。
  (左右のスイッチからの配線が合流し、ルームランプへ行く途中でカットする事。)
9 そのカットした配線のルームランプ側に、残照装置から出ている短い黒線を接続する。
10 同様に、8でカットした線のドアコンタクトスイッチ側に残照装置から出ている長い黒線を接続する。
11 残照装置から出ている赤線を、ヒューズBOX等の常時+の位置に接続する。(ヒューズ8や9等へ。)
12 各接続端子等の絶縁をチェックして、OKならばランプ本体を車両に取り付ける。
  特に残照回路自体の絶縁に充分注意する。
13 バッテリーのマイナス端子を元に戻す。
14 スイッチの各位置での動作を確認する。
15 異常が無ければこれで取替作業は終了。お疲れ様でした。

※ もしも残照時間を変更したかったら、 残照装置の黄色いダイアルを回す。
 (右いっぱいで約90秒で、左いっぱいだと全く点灯しなくなるので注意!)
 お届けする商品は、おおよそ30秒にセットしてあります。
※ 端子の形状はランプ本体によって違う場合があるので、
セット内容で足りない・違う種類が必要な場合は各自ご用意下さいませ。
(小さな平型端子は差し込む際キツイ場合があります。)
※ 絶縁は付属の熱収縮チューブを使って的確に行って下さい。
 別体タイプは基板そのものを絶縁する必要がある為、
 配線と時間設定後に大きな熱収縮チューブですっぽりと覆って下さい。
※ 熱収縮チューブは、ドライヤーなどの熱で縮む絶縁用のアイテムです。


T-2(アーリー&レイト)(LED球と別体タイプ)

基本的には、アーリーバスはドアコンタクトスイッチが無い為、
ドア連動の残照回路は使用不能と思われます。
(手動スイッチのON/OFFに連動させる事は回路上可能です。)

レイトバスの場合は、基本的にはT-3等と同じです。が、ランプが2個ある為、
2個共に残照させたい場合は、残照回路をそれぞれ2ヶ使用する。
或いは、配線の大々的な変更(2個を同時に作動するようにする。)が必要かと思われます。

当方ではそれらを検証・確認する環境が無い為、
電気に詳しいT-2乗りのお方のチャレンジをお待ちしております。


その他の注意事項

基本的にはLED球用に作った残照回路ですが、おおよそ2A程度までは耐えられるハズですので、
12V10W電球2ヶなら通常電球でも使用は可能です。
でも、通常電球は熱を持つので、電球のすぐ傍に残照回路を設置するのはオススメ出来ませんし、
1A以内で使用するのが安全安心だと思います。

DC12V車用です。(6Vでも動くかもしれませんが、動作未確認です。)

電子部品ですので、水や湿気を極端に嫌います。設置場所には充分お気をつけ下さいませ。

常時プラスの配線は、必ずヒューズを介した配線に接続して下さい。
間違ってもバッテリーの+端子へ直に繋げないで下さい。(万一の際に危険です。)

別体タイプで基板をすっぽりと熱収縮チューブで覆う場合、穴位置に注意して収縮させて下さい!
別体タイプの場合、黄色いダイアル部分にちょうど合うように穴を開けた熱収縮チューブを付属致します♪

当残照回路は基本的にはルームランプ用です。(フットランプにも使用可。)
その他の部位に流用される場合は保安基準に抵触しないように充分お気をつけ下さい。
(当方では責任を負いかねます。)

装着にはそれなりの技術が必要になる場合があります。
ご自分で作業が出来ない方は、技術をお持ちの方や整備工場等へ作業を依頼されて下さい。

仕様は予告無く変更される場合があります。(改良等の為。)

更に!!

この残照装置を使ってフットランプの自作が出来ます♪

残照装置フットランプ説明

配線の方法は、上記ルームランプと基本的には変わりません。
お好きなLED球を繋げて、足元やドア付近に仕込めば豪華なフットランプの出来上がり♪
(複数個のLED球の接続は直列ではなく並列で!)

しかも残照時間をお好みで変えられるので、ルームランプの残照と組み合わせたり、
複数の回路を使っての 時間差 も可能になります♪♪
例えばルーム球は10秒、ドア付近は20秒、足元は30秒とか、オサレですね。

繋げるLED球は、適正に抵抗やCRD等で電圧・電流制御してから接続して下さい。
(短い黒線は、普通にDC12V+が出力されます。)
そして接続したLED球のマイナスは、そのままボディーアースでOK!
上記同様、総合計2000mA程度まではOKですので、20mAのLED球なら理論上100個まで並列で繋げられます。
(でも極力50個までにとどめておいてね^^)


気になる?販売価格等は生産品のページでご確認下さいませ。

irontail88 ♂

秋田県秋田市 Birth1974.2.22

自動車整備士
空冷暦は軽~く25年OVER
酒飲み部隊所属
LET'SPLAYVWsvol29にエッセイで登場(STREET VWsでもちょっとだけ…)
今現在の愛車ですが、'88メキビーでアイロンテールに変更している事からirontail88と言うHNになりました。
(注:'88でアイロンテールは正式には存在致しません。バケアイロンです。)
ヤフオクirontail88で細々と出品中